■ ID
| 1299 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| Estimation of velocity structure around a natural gas reservoir at Yufutsu, Japan, by microtremor survey |
■ 著者
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H. Shiraishi
埼玉県環境科学国際センター
H. Asanuma
東北大学大学院
K. Tezuka
石油資源開発(株)技術研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 2010 America Geophysical Union Fall Meeting, 16 Dec. 2010 |
■ 抄録・要旨
| 石油・天然ガス資源の探査や貯留層の監視には反射法探査が広く用いられてきたが、小規模な貯留層の探査や長期間のモニタリングにはコストが問題になる場合がある。したがって、限られたコストで貯留層周辺の構造や物性を評価するには、他の様々な探査法を用いることになる。
微動探査法(MSM)は起振を必要とせず、最少4地点の観測で速度構造を推定できる低コストの手法であり、従来は主に地震防災分野で使われてきた。本研究ではこのMSMについて、石油・天然ガス貯留層への適用可能性を調べたものである。調査は国内有数の石油・天然ガス貯留層が存在する北海道勇払地区で行われた。アレイ規模は100m、300m、600mとし、観測時間は各アレイ原則40分とした。位相速度の逆解析には遺伝的アルゴリズムを用いた。推定されたS波速度構造は過去の反射法探査の結果とよく調和し、MSMが石油・天然ガス貯留層の探査に適用できることが確認された。
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